今回、ご紹介させて頂くのはレンジローバースポーツオートバイオグラフィーです。
最近のクルマ事情はフルサイズSUVの人気が強く、フェラーリもプロサングエの投入や、
ランボルギーニはウルスでSUVのマーケットに参入するなど話題に枚挙が無いカテゴリーですが、
長くSUVを本道として据えているブランドがランドローバー。
とてもややこしいのですが、レンジローバーはあくまでもランドローバー社の、
「レンジローバー」というラグジュアリーなセクションを担うひとつのブランドでもあり、
ランドローバー社に於けるフラッグシップなモデル。
そしてこのレンジローバースポーツの初出は2005年のこと。
SUVでありながらもスポーツ性能を併せ持つポルシェ・カイエンの商業的な成功に触発され、
ランドローバー社より生み出されたのがレンジローバーの派生車種であるこのレンジローバースポーツ。
レンジローバーは贅沢なゆったりとした乗り味ではありますが、
ポルシェ・カイエンのような快活な走りを楽しむキャラクターではなかったのですが、
レンジローバースポーツは走りの楽しみをレンジローバーにもたらしたのです。
今回、施工させて頂いたおクルマはレンジローバースポーツスポーツの中でも最上級グレードである、
オートバイオグラフィーD300マイルドハイブリッド。
レンジローバースポーツは2022年にモデルチェンジし現行のL461型となったものの、
エンジンは先代のL494型から引き継いだ3リッターツインターボの直列6気筒ディーゼルエンジン。
最大馬力:300ps/4000rpm、最大トルク:650N⋅m/1250~2250rpmというスペック。
最大馬力はともかく、650N・mという大トルクがこのエンジンのハイライト。
それにZF社製の8速オートマチックトランスミッションにマイルドハイブリッド組み合わせる。
今回、ご入庫頂いた際、オーナー様はプロテクションフィルムを貼るという事は決めていたものの、
具体的にアルティメットプラスを施工するのかステルスを施工するのか等は決められておりませんでしたので、
「純正のサテン塗装のような仕上がり」をコンセプトにアルティメットプラスとステルスを混合での施工を、
ご提案させて頂きました。
レンジローバースポーツ オートバイオグラフィーはボディ色がルーフとピラー類はブラックになっていますので、
車色に依存する部分にステルス、それ以外のブラック固定の箇所をアルティメットプラスとしました。
このように個性的なクルマ造りのご提案も喜んでお受けいたしますのでお気軽にご相談くださいませ。
宜しくお願いいたします。