今回はポルシェ・718ケイマンGT4(Type-982)をご紹介致します。
現行ポルシェでクローズドクーペボディを持つミッドシップレイアウトの車種と言えばケイマン。
ケイマンはボクスターの兄弟車種であり、Type-987のボクスターのクーペバージョンとして追加されたのが始まり。
そのケイマンに所謂「役物」と呼ばれる「GT〇(例:GT2、GT3)の肩書が付いたのはType-981のケイマンGT4から。
ベースとなったケイマンとの違いは比べるとすぐパッと目に付く違いは大型のリアスポイラーとより空力特性を、
意識したフロントバンパー。それに加えてグッと低められた車高に、ハードに締め上げられた足回り。
しかも一見、Type-981とType-982の外装部品はさほど違いがないように見えるが、
リアスポイラーの翼端板の形状やフロントバンパーのインレットの形状の変更などポルシェらしい、
細部まで性能にこだわって開発した片鱗が垣間見れる。
Type-987、Type-981まではボクスターとケイマン共に6気筒水平対向NAエンジンのみの設定であったが、
現行の世代であるType-982からはボクスターとケイマンの車名の頭に「718」の数字が付き、
エンジンは水平対向4気筒のダウンサイジングターボ(2.0リッター/2.5リッター)となった。
そしてこの「718ケイマンGT4」と「718スパイダー」は従来通り6気筒水平対向NAエンジンとなる。
内容としては4.0リッターの排気量を持つエンジンだが、前回ご紹介した718スパイダーのものと同じ、
「Type-992」の911カレラに搭載されている3リッターの水平対向6気筒ターボをベースに、
モディファイを施し排気量をアップした4リッターの水平対向6気筒NAエンジンとなっている。
Type-981のケイマンGT4はType-991前期型カレラS用のエンジンをベースとした、
3.8リッターの6気筒水平対向NAエンジンで馬力は385ps/7400rpm、トルクは42.8kgm/4750-6000rpmというスペックだが、
Type-982の718ケイマンGT4のスペックは馬力が420ps/7600rpm、トルクは同じ。
排気量が200cc増えた分トルクが増すかと思えばそうではなく200rpm程上に許容範囲が増えた上に35psアップ。
今回はアルティメットプラスによるフロントフル施工にヘッドライトへスレートスモーク(50%)と、
ボディ全体へフュージョンプラスセラミックコーティングの施工を受注頂きました。
もうお馴染みの商品かと思いますがフュージョンプラスセラミックコーティングは、
ペイントプロテクションフィルムにも塗装に対しても使用ができるハイブリッドなセラミックコーティングであり、
ツルツルとした触り心地とより深みの増す光沢が自慢です。
ペイントプロテクションフィルムだけではなく、ボディやホイールなどのコーティングもXPELの製品もございます。
フュージョンプラスセラミックコーティングはペイントプロテクションフィルム施工と一緒に、
ワンストップでのコーティングが出来ますし、またペイントプロテクションフィルムとの相性は、
もちろんバッチリですので是非一緒にいかがでしょうか。
宜しくお願いいたします。