今回はフェラーリ・プロサングエをご紹介致します。
フェラーリ社のラインナップの中でも異色のプロサングエが発表されたのは2022年9月のこと。
「なぜ異色か」と言われると一見するに外観は昨今の流行りに則ったSUVスタイルのようにも見える。
ところがフェラーリ自身は昔から「ウチはSUVは作らない」と公言している通り、
プロサングエをあくまでも「4ドアスポーツカー」という枠での扱いとしているのだ。
そしてフェラーリ社が公言した通り、スポーツカーらしく自然吸気のV型12気筒エンジンを搭載している。
内容としてはエンツォ・フェラーリに採用されていたF140B型エンジンを改良したF140IA型エンジンを搭載、
6.5リッターの排気量に725ps/7750rpm、716Nm/6250rpmの高出力を持つエンジン。
これにGTC4ルッソに採用された8速デュアルクラッチトランスミッションを改良したものをドッキング。
車両の重量バランスは(前:後)49:51、居住キャビンをやや後ろめにセットさせることで、
長いV型12気筒をフロントミッドシップにレイアウトすることで理想的な重量バランスを成立させている。
またリアにギアボックスを搭載するトランスアクスルレイアウトを組み合わせたのもその理由のひとつ。
車名の「Purosangue(プロサングエ)」は開発時に名付けられた仮称であり、
イタリア語で純血=サラブレッドを意味し、昨今流行りのハイブリッドシステム等と、
組み合わせることなく純粋なガソリンエンジンおよび内燃機関を持つクルマという背景から、
「Purosangue(プロサングエ)」という仮称がそのまま正式名称として採用された経緯を持つ。
今回、もうペイントプロテクションフィルムではお馴染みのパッケージである、
フロントフルセット(フロントバンパー、フロントフェンダー、ボンネット、ドアミラー、
ヘッドライト)でのアルティメットプラスの施工をご依頼頂きました。
弊社スタッフが一台、一台に愛情を込めてしっかりと時間を掛けて丁寧にプロテクションフィルムを施工しています。