ポルシェ・911ターボS(Type-992)

今回はポルシェ・911ターボS(Type-992)の施工事例をご紹介致します。

「ポルシェ・911」と言えば「ターボ」と連想される方はとても多いと思います、それくらい911にとってのターボは、
欠かす事のできない大きな存在。事実、ターボは911のレギュラーグレードでは最上級であり至高なグレードなのです。
GT3等の所謂、「役物」とか「役付け」911を所有するオーナーからも一目置かれる存在がこの「ターボS」。

1975年のこと、ポルシェ・911(Type-930、通称「ビッグバンパー」)にターボが装着されモアパワーを追求した、
「911ターボ」が誕生したのがポルシェのロードカーにおけるターボの歴史の全ての始まりである。
ポルシェは早い時期からCan-amには917で参戦など、レースシーンにターボエンジンを投入することで有用性をテスト、
そこで培ったターボ技術をロードカーにフィードバックすることで911ターボが生まれた。

このType-992型の911ターボSはターボはターボでも名称に「S」がつくことでよりハイパフォーマンスさを追求したモデル。
エンジンは3.8Lの水平対向6気筒ツインターボエンジン。可変タービンジオメトリー(VTG)を採用することで、
低回転域から高回転域まで素早い加給の立ち上がりを可能にすることでどのエンジン回転数でも、
鋭いピックアップとどこからでも加速できるエンジンレスポンスの良さとパワフルさを得ているのが特徴。

またスペック面でも破綻はなく、馬力とトルクはそれぞれ650ps/6750rpm、 81.6kg・m/2500~4000rpmと、
歴代911ターボ最強のスペックとなっており、それを4輪でトラクションを伝達する事でまるでロケットのような加速力を誇る。

Type-992以前の911は2駆モデル(ナローボディ)と4駆モデル(ワイドボディ)でボディサイズを作り分けしていたが、
Type-992からは2駆と4駆で共通のボディを使うことで実質的にカレラ系はワイドボディとなったが、
このターボではそのワイドボディ(全幅1852mm)をさらに幅広くし、ターボ専用ボディ(全幅1900mm)となっている。
それが安定感、パワー感、あらゆる面、においてターボSは911の中でも「最上」との呼び声が高い理由である。

今回は以前にアルティメットプラスを施工させて頂いたおクルマのリメイクということでアルティメットプラスは全て剥がし、
ステルスにてボディ全面をフル施工した上でヘッドライトや灯火類にはスモーク50%を施工、
仕上げにボディ全面とホイール、ブレーキキャリパーにはフュージョンプラスセラミックコーティングを施工。
全身XPELのプロテクションフィルムとコーティングでフルコーディネイトさせて頂きました。

施工前~過程~完成を撮り貯めましたのでじっくりとご覧頂ければ、と思います。

<施工前>

<ホイール&キャリパー フュージョンプラス施工作業>

<ステルス施工作業中>

<完成写真>

今回のようにXPELのステルスなら元々サテンのクルマは当然のこと、艶があるクルマをサテン調仕上げにするだけでなく、
飛び石傷などの使用に起因する傷からクルマを保護をすることができるのはXPELのステルスならでは。

フュージョンプラスセラミックコーティングはペイントプロテクションフィルムにも塗装に対しても使用ができる、
ハイブリッドなセラミックコーティングであり、ツルツルとした触り心地とより深みの増す光沢が自慢です。

またホイールとキャリパーにも耐熱性能に特化したフュージョンプラスシリーズの「ホイール&キャリパー」も施工。
ブレーキダストの付着を防ぐだけでなく洗車時も簡単に汚れを落とせるようになるのでこちらもお勧めです。
当然、弊社のペイントプロテクションフィルムとの相性はもちろんバッチリですので一緒にいかがでしょうか。